節約に目覚めるまで ~その1~

5年前の退職から、私は節約に挑戦する日々を過ごしています。

 

わたしが本当にケチってケチってお金を貯めようとしはじめたのは専業主婦になってからですが、考えてみればお金を貯めようと意識した最初はまだ勤めていた途中に知った投資信託かもしれません。

 

毎月銀行の方が積み立て金を集めに会社に来てくれていたので、そのお金をもとに投資信託を買いました。投資というとリスクが高いと敬遠する方も多いでしょうが、それほど大きなリスクをとらない投資と考えました。

 

銀行から勧められた投資信託でいくつかの銘柄を買いましたが、幸運にも買った時期と見切った(?)時期が良くて、わずかですが利益を出せました。

 

最初に買った銘柄は毎月分配型。いまの私なら絶対に買わないタイプの投資信託です。

なぜ買わないかというと、毎月分配型とは必ずしも利益を毎月貰っているわけではないということからです。つまり元金を切り崩して毎月分配しているかもしれないということです。運用益がきちんと出ている場合にはそうではありませんが、投資信託も運用益があるときもあれば、元金を割っている場合もあります。そのため、100万円分の投資信託を買えば、毎月1万円も分配金がもらえる!(^▽^)/なんて言っていると落とし穴が。。。

 

結局、解約しようとなったときには元金を大きく割って50万円ということになっている可能性があります。毎月分配したお金を足しても元金を割り込むリスクが高くなってしまいます。これに対して、利益を再投資するタイプの場合には、もちろん元金を割り込む可能性はありますが、分配金を再投資に回すために大きく元金を割り込むリスクが毎月分配型よりも小さくなります。

 

で、自分はどうだったのかというと、当時50万円の投資信託を買って毎月3,000円~4,000円くらいの分配金がもらえましたが、3年ほどして解約したときには元金は38万円ほどになっていました。分配金を合計すればわずかながら利益出てますと言われましたが、複雑な気持ちでした。その後もう一度毎月分配型の投信を買ったのですが、奇跡的タイミングで解約したため、利益は10万円程度でした。

 

ほかに、わたしはセゾン投信という投資信託をしていますが、5年ほどで40万円ほど積み立てて10万円の利益を上げることができました。ほか、数種類の投資信託で2年ほどで5万円~10万円程度の利益をあげました。投資信託は初心者には入りやすい投資商品ですが、数日に一回は金額を確認して解約時期を見計らわないといけません。

 

また、その後、退職してからは株式投資に目覚めるのですが、それはまた後でお話します。